松江にいる時は、ほぼ毎日義父母が入所している施設に行きます。
その施設のすぐそばにキリスト教の教会があり、施設に行ったついでに教会にも時々行かせてもらっています。
広島にいると、平日も日曜日もパンを焼いていることが多いので、なかなか教会に足が運べません。
でも松江では、まだ本格的にパンを焼く環境が出来上がっていないので、平日は時間もあり、教会の聖書の学びに参加させてもらうことが出来ています。
毎週木曜日はレディース集会。牧師の奥様が副牧師をなさっていて、5~6人でいつも楽しくお茶を飲みながら歌ったり聖書を読んだりするんです。
しばらく広島に帰っていたので、今日は久しぶりの集会。
楽しみにして、焼き立てのアップルパイを携えて行きました。
教会の入り口に花屋さんの車が泊まっているから、駐車場に入れない・・・
困ったな~と思い、少し離れた駐車場に止めて行こうとしたら、入口の前に大きな花輪。
えっ????
誰のお葬式?
と思ったら、副牧師のまゆこ先生が天に召されたって・・・
ご病気と闘っていらしたことは知っていました。
でも先月は元気ににこやかに礼拝にも出ていらしたし、
今日も、アップルパイを食べてくださるかしら?って
そう思いながら焼いて行ったのに・・・
神様があっという間に天にさらっていかれたような、
何とも言えない不思議な空気がそこに漂っていました。
急きょ午後からの葬儀に出席させていただきましたが、
キリスト教のお葬式に参列するのは久しぶり。
キリスト教では、死は天国への凱旋というとらえ方をするんです。
お葬式の中で涙と笑顔が共存するんですよね。
「死」というものに希望があるんです。
過去は感謝。未来は希望。
召された先生のお母さまが最後に言われた言葉が印象的でした。
最初にお会いしたときに、なんて強い人なんだろうと思いました。
そしてその強さの裏側はなんて繊細なんだろう。。。そう思っていました。
もう少し沢山お話をさせてもらいたかった・・・
まゆこ先生、天国で再会したらアップルパイの感想聞かせてくださいね。
あたしもそれまでに、もう少し神様に喜ばれる生き方をしていかなくっちゃあ・・・
アップルパイを焼きながらまゆこ先生を思った朝。
自分の生き方をも一度考え、襟を正された午後。
悲しいけれど深い感謝に包まれた大切な1日でした。
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きいちご (木曜日, 10 11月 2011 21:19)
晴れがましく可愛かったアップルパイが、こうして見ると・・
なんか、厳粛な感じに見えてきます。不思議ですね・・
あっという間のこの世のできごとなのでしょうか??
お会いしても居ない方にと思うのですが、わたしも「まゆこ先生」にお祈りさせて下さい。
maggy (木曜日, 10 11月 2011 21:41)
きいちごさん
私もまだ何度かしかお会いしたことがないのに、強くて優しくて明るくて細やかで、すべてを持っているような不思議な方でした。自宅で朝方眠るように天に召されたそうです。牧師であるご主人も気付かれないくらい穏やかに逝ってしまわれたんだそうです。まだ54歳という若さで・・・
神様が特別に愛されて、つむじ風を起こしてこの世からあっという間に天国に上げてしまわれたんだと、今日本当にそう思いました。
今日のアップルパイ、なんだか不思議なアップルパイでした。
いつもはしないのに、今日に限って、かご盛りにして行ったんです。きっとまゆこ先生へのプレゼントになりたかったのね。アップルパイちゃん達♪
きいちごさんのお祈り、絶対届いています。
まゆこ先生もきっと天国から、いつかここにいらっしゃいね~!
あたしの隣の場所を空けて待ってるわ♪でもあんまり早くはきちゃだめよって、ニコニコしながら言われている気がしています。